切り出された素材をJIS・ASTM等の規定やお客様のご要求に基づいて加工を行います。加工精度が試験結果に影響を及ぼすため高精度な加工を行います。
素材内部にかかる圧力を抑える低応力試験片加工技術は、航空機関連の試験片づくりにも対応しています。
疲労試験では外周表面と内部の応力、試験片の形状が試験結果に影響するため、円筒研削盤による研削加工により、外周表面の向上と応力除去を行い高精度に加工します。
丸棒試験片の平行部のならい加工と、つかみ部のねじ加工を行います。
引張試験、疲労試験に使用されます。
近年、特殊クランプシステムを搭載した専用機を導入し、従来複数の工程で行っていた丸型試験片のセンター穴あけから外径加工までの工程自動で行うことができ、時間短縮・コストダウンを図っています。
角型の衝撃試験片の加工を行います。切り出しが完了した素材の全面加工、長さ加工が一つ専用特殊治具で行うことができ、時間短縮につながっています。
微細な加工を行うため、デジタルスコープが搭載されておりミクロン単位の精度での測定、補正・加工再測定の一覧の作業が繰り返し簡単に行えます。
試験片に極力影響を与えないように砥石を使用しノッチ入れ加工を行います。ドレスにより精密な形のノッチ形状はNC制御により形状を維持し型崩れしない加工を行うことが出来ます。
×