お客様が調べてみたい材料の成分、硬さ、強度、組織などの評価および破損、腐食、異物付着などの諸問題について、分析データ、強度特性、物理特性あるいは組織評価を行い総合的な見地より原因の追究、考察を報告書にしてお送りするサービスです。
以下は材料調査の為の基本的な設備です。その他、ご依頼に応じて様々な設備を用いて調査を行います。まず、ご依頼の際にはご連絡を頂き内容の事前打ち合わせに応じさせて頂きます。
破損した破面のSEM観察により破損モード(疲労破壊、脆性破壊、延性破壊)を特定し、装備されているEDX分析装置により破面の表面分析、起点部の分析を行い破損原因の推定を行います。また、微小な異物の元素分析にも効力を発揮します。
名称 | 台数 |
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JSM-6610LA 10~50000倍(EDX) | 1 |
JSM-IT300LA 10~50000倍(EDX-WDX) | 1 |
試料を大まかに立体的に観察することが可能であり、破面観察では、破損の進展方向や起点の特定に有効です。また、肉眼では判別し難い微細な割れや表面状況が拡大して観察することにより明瞭な情報が得られます。
名称 | 台数 |
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VHX2000 5~1000倍 | 1 |
VHX5000 5~1000倍 | 1 |
ミクロ組織、結晶粒度および非金属介在物に異常が見られないか、あるいは割れや腐食の断面を観察し、割れ、腐食の進展状況と組織の関係から原因の推定に有効な情報が得られます。
名称 | 台数 |
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倒立型金属顕微鏡 GX-71 12.5~1000倍 | 2 |
倒立型金属顕微鏡 DMI5000M 12.5~1000倍 | 1 |
加工あるいは使用中の変形による残留応力をX線による測定を行います。部品の表面にどの程度の圧縮あるいは引張残留応力があるか測定することにより、部品の変形や割れの原因を解明することができます。
名称 | 台数 |
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X線残留応力測定装置 μ-X360n | 1 |